ヨーロッパが主流で人気を誇っているチコリコーヒー。
日本国内でも健康志向のコーヒーファンの間では話題になっており、ファンが増えています。
そんなチコリコーヒーとはどんなものなのでしょうか?当サイト独自で調査した”チコリコーヒーに関して”を詳しく解説していきます!
チコリコーヒーとは?
チコリとはヨーロッパや北アフリカで採れるハーブの一種です。
チコリは良い効能や効果があることから、健康食品として人気になっており、葉、茎、根の全ての部分を食べ物として多く利用されています。
チコリコーヒーは、このチコリの根の部分を乾燥させたものを焙煎して作られたコーヒーのことです。
そのため、コーヒーといっても、原料や成分も普通のコーヒーと違うのがチコリコーヒーの特徴です。
チコリコーヒーにカフェインは入っていない?
チコリコーヒーは、コーヒーと違い、豆から焙煎していません。
チコリ自体を焙煎してコーヒーを作っているので、カフェインは含まれていないノンカフェインです。
そのため、カフェインを摂取できないけど、コーヒーを楽しみたいという方に親しまれています。
また、夜に飲んでもカフェインが入っていないので、睡眠の邪魔になりません。
『どうしても寝る前に飲みたい!』という方にはおすすめのコーヒーです。
チコリコーヒーの美味しい飲み方
チコリコーヒーは、今であればインスタントコーヒーとして楽しめます。
コーヒーのように飲みたい方は、ローストチコリをドリップして飲めば、本格的なコーヒーとして飲めるでしょう。
その中でも、美味しい飲み方があるので、いくつか紹介します。
牛乳を混ぜる
チコリコーヒーの味わいは、深い苦味が特徴です。
そのため、まろやかに仕上げてくれる牛乳と混ぜ合わせると、相性がよく美味しいテイストになります。
普通のコーヒーでカフェオレがあるように、チコリコーヒーでも牛乳を混ぜるのも飲みやすくてなるでしょう。
また、チコリはイヌリンやオリゴ糖が含まれていて、牛乳のカルシウムを吸収しやすい性質を持っています。
そのため、栄養的にも、牛乳と混ぜ合わせる方がいいでしょう。
豆乳を混ぜる
牛乳の味が苦手な方は、豆乳とチコリコーヒーを混ぜ合わせる方法もおすすめです。
牛乳よりもより濃い味わいになるので、濃い目のカフェオレを楽しみたい方にはいいでしょう。
飲みごたえも牛乳よりはあります。
また、豆乳は大豆で出来ているので、一緒に飲むことで健康にいい、植物性のたんぱく質を摂取できるのも魅力です。
焼酎で割る
普通のコーヒーでは珍しいですが、焼酎で割る方法も美味しいチコリコーヒーを楽しめます。
ウーロンハイのように焼酎を入れるのですが、軽い甘味が体に優しくオリゴ糖やイヌリンが腸を守ってくれる働きがあります。
温かい状態でも冷えている状態でも、美味しく頂ける飲み方なので、一度試してみてください。
チコリコーヒーの効能
チコリコーヒーは、普通のコーヒーとは成分が異なります。そのため、飲むことで得られる効能も違います。
一体どんな効能があるのでしょうか。
デトックス効果
チコリコーヒーの成分には、イヌリンという成分が含まれていて、整腸効果が期待できます。
そのため、チコリコーヒーを飲むことで、体内に滞留している老廃物を排出する効果が期待できるのです。
整腸効果があるので、便秘に悩んでいる方は、便秘を解消する効果も期待できます。
いきなり変化はないかもしれませんが、何度か飲んでいるうちに効果が発揮されることがあるでしょう。
血糖値の上昇を抑える
チコリコーヒーは、食後に飲むことで血糖値の上昇を防いでくれる効果があります。
血糖値を抑えることで、糖尿になることを防いでくれるだけでなく、ダイエットにも関係があるのです。
血糖値が上昇しすぎると、人間は脂肪を蓄えやすくなる性質があります。
その血糖値の上昇をチコリコーヒーは防いでくれるので、飲むことで痩せるきっかけを作ってくれるのです。
肝機能を強くする
チコリコーヒーには、すい臓や腎臓、肝臓などを浄化してくれる効果があるといいます。
そのため、お酒を飲みすぎたことで弱った肝臓を強くしてくれる効果があるのです。
お酒だけでなくても、様々な飲料水を飲むことでも肝臓は弱っていきます。
日ごろの飲食で弱ってしまった肝臓を元に戻すためにも、チコリコーヒーは有効なのです。
消炎効果が期待できる
胃炎や気管支炎など、人間の体内は炎症を引き起こすことがあります。
その症状を抑えてくれる消炎効果がチコリコーヒーには期待できるというのです。
実際に、気管支炎を患った方がチコリコーヒーを飲み続けた結果、炎症が軽くなったという事例もあります。
もし、体に不調が見つかった時には、チコリコーヒーを飲めば、改善が見られるかもしれません。
チコリコーヒーの副作用
デトックス効果もあり、ノンカフェインであることから飲みやすいチコリコーヒーですが、飲みすぎることで生じる副作用はないのでしょうか。
どんな副作用が考えられるのか、参考にしてみてください。
脱水症状
チコリコーヒーには、飲むことで利尿作用が引き起こされます。
本来、その効果でデトックスができるので体にはいいのですが、飲みすぎて水分を体から排出しすぎると脱水症状になってしまう恐れがあるのです。
少し嗜む程度であれば、飲んだところで問題ないのですが、飲む量が多かったり頻度が高いと、体の中の水分が一定量排出されてしまい、危険な状態になることもあります。
一見、体によさそうなチコリコーヒーですが、何でも摂取する量には十分注意必要です。
妊娠中は注意が必要
デトックス効果は老廃物を排出してくれるので、本来は体にいい効果のはずです。
しかし、妊娠中の方の場合、子宮を収縮させてしまうので、流産を引き起こしてしまう可能性が考えられるのです。
もちろん全員の方がチコリコーヒーを飲んだ影響で流産してしまう恐れがあるとは言い切れませんが、安全策をとって妊娠中はできるだけ飲まない方がいいでしょう。
おすすめのオーガニックチコリコーヒー
チコリコーヒーは数多く販売されていますが、その中でもおすすめのオーガニックチコリコーヒーを紹介します。
興味のある方は参考にしてみてください♪
ルルー インスタントチコリコーヒー
ヨーロッパで愛され続けているチコリコーヒーが「ルルー インスタントチコリコーヒー」です。
創業1858年と長い間飲まれ続けているので、品質がいいのは確かといえるでしょう。
ルルーのチコリコーヒーは100%チコリで出来ているので、チコリ本来の味を楽しみたい方には、特におすすめのインスタントチコリコーヒーといえます。
アリサン ハーブコーヒー
ポーランドのグラナ社が販売しているチコリコーヒーで、有機栽培されたチコリだけで作られているのが特徴です。
他の穀物も含まれているチコリコーヒーが多い中で、原材料は”完全にチコリのみで作られている”という珍しいチコリインスタントコーヒーです。
ローストもしっかりとされているので、本来のコーヒーに近い味を楽しめます。
『原材料はチコリコーヒーのみ使っているものが良い!』という方にはおすすめです!
まとめ・チコリコーヒーは体に優しい
コーヒー豆の代わりには、ハーブの一種であるチコリを焙煎して出来たチコリコーヒー。
ノンカフェインなので、カフェインを摂取できない方にもおすすめです。
また、デトックス効果や血糖値を下げる効果にも期待できるので、体の健康を意識する方にはおすすめの飲み物です。
ヨーロッパではすでに主流のコーヒーになっているチコリコーヒー。
味わい深く美味しいので、日本国内でも人気が徐々に増えてきている理由もわかってきた方もおらっしゃると思います。
気になる方は、ぜひ一度試しに飲んでみてくださいね♪